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カーボンニュートラル社会の実現へ向けて

2021年度
博士後期課程修了
津田 勇希

国立研究開発法人産業技術総合研究所

今取り組んでいる仕事内容

水電解による水素製造とCO2電解による有用資源への変換

水電解・CO2電解は、地球温暖化の抑制やカーボンニュートラル社会の実現に多大に貢献する技術です。水電解では、水を電気分解して次世代の燃料として期待されているクリーンな水素を製造します。一方、CO2電解では、温室効果ガスであるCO2を電気分解し、燃料や化学品などの有用な資源に変換します。これらの技術が安全に社会で利用できるように、日々研究開発に取り組んでいます。

学生時代の生活

貴重な海外経験

初めての海外渡航は学部4年生の秋で、国際学会への参加でした。当たり前に英語でのコミュニケーション、周りは外国人だらけ(自分も外国人)、このような世界があるのかと驚愕しました。英語での研究発表はとてもハードルが高かったですが、終わった後の達成感で高揚したのを覚えています。その後も色々な国に赴き、留学も経験しました。留学中は大変なことがいっぱいでしたが、そこで身に付いた“何とかなる精神”が今に活きています。

受験生へのメッセージ

一生懸命取り組めば好きなこと、やりたいことが見つかる

指導教員の先生がこのようなニュアンスのことを言っていました。本当にそうだと思います。勉強、サークル、恋愛、アルバイト、全部一生懸命取り組んでみてください。好きなこと、やりたいことが見つかり、必ず良い方向に向かうと思います。そして、山形大学はそれを全力でサポート・応援してくれる環境です。ぜひ山形大学で素敵なキャンパスライフをお過ごしください!