受験生の皆様へ
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2019年度
博士前期課程修了
大野 一樹
全国農業協同組合連合会(JA全農)
私の主な仕事は、畜産動物が食べる飼料(エサ)の製造工場の生産性向上と効率化です。工場の様々な課題を抽出し、改善策を立案・実行しています。特に人口減少に伴う労働力不足に対応するため、工場の自動化や省力化を積極的に推進しています。IoTやAIを活用した生産ラインの効率化、リモート監視システムの導入など、最新技術を取り入れた合理化に取り組んでいます。これらの取り組みを通じて、持続可能な飼料生産体制の構築に貢献し、日本のお肉の未来を支える製造現場の実現を目指しています。
学生時代、私は「とりあえずやってみよう」という姿勢を大切にしていました。部活やアルバイト、人との出会いに挑戦する中で、最初は不安もありましたが、行動することで予想以上の学びや成長を得られることが多かったです。特に、海外留学はその一例です。言葉の壁や文化の違いに最初は戸惑いましたが、「とりあえずやってみよう」と飛び込んだ結果、多様な価値観に触れ、自分自身の視野を大きく広げることができました。この経験は、現在の挑戦を恐れない姿勢にもつながっています。
受験生の皆さん、これから始まる大学生活は、自分自身を大きく成長させる貴重な時間です。勉強はもちろんですが、それ以上に大切なのは、多くの経験を積み、多様な人々と出会うことだと思います。私自身、学生時代に新しい挑戦に踏み出し、さまざまな背景を持つ人々と触れ合うことで、視野が広がり、自分の価値観が深まりました。成功や失敗に関わらず、行動することで得られるものは必ずあります。ぜひ、未知のことにも積極的に飛び込み、新しい世界に飛び込んでいきましょう!