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高田研究室

研究分野・キーワード:高分子合成、バイオベースポリマー、エンジニアリングプラスチック、刺激応答高分子、リビング重合

高田 健司 准教授高田 健司 准教授

 高田研究室では、特徴的な構造を有するバイオ分子をブロック遊び(Building Block)のように組み合わせて、新規材料の開発を目指して研究を行っています。

 詳細につきましては研究室ホームページをご参照ください。

1.バイオ由来アミノ酸を利用した材料開発

 アミノ酸は天然や生体内にも広く含まれるバイオ分子の一つで、代謝経路をうまく設計すれば微生物によって大量に生産できる化合物です。これらバイオベース分子を用いてポリマーの高性能化(高耐熱・高強度)や高機能化(水溶化・ゲル化・刺激応答化)を目指して、様々な新規ポリマーを合成します。

2.環境低負荷な高分子精密重合法の開発と応用

 高分子精密合成法の代表格であるリビング重合は高分子の繰り返し単位の制御から末端などの一次構造、さらには螺旋などの二次構造の制御にも影響します。これらの合成方法を検討するだけでなく、制御された構造によりどのような機能を発揮するのかを検討し材料の物性改善に活かします。


 学生さんたちの教育については「科学技術文章の作成能力の強化」と「プレゼンテーション能力の強化」を目指しています。学会発表や論文発表などを通じて世界に通用する研究者になりましょう。当研究室では自分の研究に自信を持って取り組める学生さんを募集します。一緒に面白い材料を開発していきましょう。